〜バレ消し、合成などの作業をDaVinci ResolveのFusionに乗り換え！〜

このたびブラックマジックデザインでは、元IMAGICAのエディターでDaVinci Resolve認定トレーナーの松尾直樹様をお招きし、オンラインエディターの方々向けのFusionトレーニングを実施することになりました。

 

DaVinci ResolveのFusionページはバレ消しや合成に必要なトラッキング、スタビライズ、ペイント、マスクなどのツールを多数搭載しており、ポストプロダクションのオンライン編集やコンポジットにうってつけです。しかしながら現状ではポストプロダクションではそれ以外のソフトウェアが使われることも多いようです。そこで今回はかつてイマジカで別のソフトウェアを使用して合成やバレ消しを実施されていた経験があり、今はFusionで同じ作業を実施されている松尾様に依頼させていただき、有償トレーニングを実施いただくことになりました。

 

Fusionページでの合成やバレ消しでは、ほかのオンライン編集ソフトにはない数々の機能が使用できるところもポイントです。AI（DaVinci Neural Engine）を使用した自動マスク生成ツールMagic Maskや、AIを使って被写体をトラッキングをするIntelliTrackなど、バレ消しにもってこいの便利ツールがたくさん用意されています。このトレーニングではそれらの使い方もご紹介します。

 

今回のトレーニングはFusionページでオンライン編集やコンポジットをするにはどうすればいいかを深く知ることのできる貴重な機会です。現在別のソフトウェアでオンライン編集をされているオンラインエディターの方、Fusionに興味がありバレ消しや合成などをどうやるのか把握したい方など、ご興味がございましたらぜひご応募ください。

 

今回のイベントはハイブリッドで実施されます。現地参加の方もオンライン参加の方も後日Zoomのアーカイブをお渡ししますので、トレーニング終了後に復習も可能です。

 

当日はこのような流れで実施予定です。

 

・Fusionのノード操作の基本
・乗り換えのための操作方法比較
・Fusionでの素材管理の基本
・MultiMergeとMultiPolyを使ったマスク作業
・ペイントをマスクとして使う
・キーフレームの編集、スプラインとキーフレームの使い方
・トラッカーやその他のノードとの接続について
・キーイングや時短としてマジックマスクを使う
・仕込作業後の素材受け渡しについて

 

 

松尾直樹様プロフィール

2005年から2014年までIMAGICA WEST（現IMAGICA lab.）勤務後、現在はフリーランスとして活動中。過去に様々なコンポジットソフトを使用した経験があり、現在はDaVinci Resolveをメインに使用。他に専門学校 大阪ビジュアルアーツアカデミーにて講師として、編集を教える授業も行なっている。